2009年05月17日

日本人の父親

今、タイでは母親を無くして孤児になった9歳の男の子が話題になっています。
彼の父親は日本人で必ず来てくれると、お寺で観光客に父親の写真をみせて探していました。
それを聞いた、シリキット王妃が関係各所に協力するようにと伝えたそうです。
時事通信によると父親が見つかったそうです。


【バンコク16日時事】タイ人の母親を亡くした少年が、帰国した日本人の父親の行方を両国政府の協力を得て探していたが、16日までに所在が分かった。父親は「近く電話する」と話しているといい、日本大使館を通じ、少年に伝えられた。
 大使館によると、少年は日本で出生届が出されており、佐藤啓吾君(9)と確認された。
 日本の外務省が15日、日本国内にいる父親と連絡を取り、事情を説明した。父親は啓吾君の母親と5年前に離婚しているが、啓吾君の日本国籍所有が判明したことで日本大使館は「邦人保護の観点から支援する」としている。
 両親は2000年、タイで結婚。啓吾君が生まれたが、バンコクで生活するため、ピチット県に住む親せきに預けた。父親は帰国し、母親は先月死亡。1人残された啓吾君は、父親が迎えに来ると母に言われた同県の寺院で、日本人観光客らに写真を見せて居場所を捜していた。
 こうしたことが報道され、カシット外相は在日タイ大使館に調査を指示していた。(2009/05/16-17:42)  


Posted by 静岡日タイ協会-NO-1 at 15:23Comments(2)